払い技はあまり注目されない技術ですが、実際には有効な攻撃手段の一つです。
払い技ってなんか難しそうですね!
まあ、打つきっかけとしては良くあるけど、そこで1本にするのは難しいね!
といういことで、今回は、剣道の払い技が今すぐ使えるようになるコツを徹底解説していきます。
ただ、払い技は簡単に有効打突につなげることができるわけではなく、正確な技術と練習が必要ですよ。
この記事はこんな方におすすめ
・初めて剣道部の顧問になった
・払い技をやってみたいと思っていた
・打ち出すきっかけがなかなかつかめない
剣道の払い技とは
払い技は、相手の構えに隙がない場合に竹刀を払い、隙を作って打突をする技術です。
ただし、剣道においては、払う動作一つをとっても複雑で、表裏、上下、横方向などのさまざまな種類があります。
具体的には、表裏からそれぞれ上下方向に払うことができますが、横方向に払う方法は一般的ではありません。剣道には「面」「小手」「胴」「突き」の4種類の技があり、それぞれに4種類の払い方が存在するため、合計で16種類の払い技があることになります。
ただし、払い技を使う場合、常に16種類の技を使う必要はありません。自分が得意な技を使い、その技を磨いていくことが大切です。
払い技を行う際には、注意すべき点として、相手の動きや構えをよく観察し、どのような払い方を使うか決めることが重要です。
また、竹刀を払うときは、手首をしっかりと使い、相手に攻撃の予兆を与えないようにすることがポイントとなります。
払い技の注意点
払い技において重要なポイントは、足の動きです。
具体的には、足を踏み出しながら竹刀を払うため、払い動作は打突の途中で行われるイメージとなります。
特に、下から上に払い上げる場合には、半月を描くような感覚で円弧を描くようにすることが重要です。
また、払い技を上手く決めるためには、相手の動きや構えをよく観察し、どのような払い方を使うか判断することが重要です。
さらに、竹刀を払う際には、手首をしっかりと使い、相手に攻撃の予兆を与えないようにすることがポイントとなります。
最後に、払い技の決め手となるのは、しっかりとした基本技術の習得です。
自分が得意な技を磨くことはもちろん大切ですが、基本技術を徹底的に練習することで、払い技をより効果的に決めることができますよ。
払い技のコツ
払い技をうまく打つコツは以下のポイントです。
打つタイミング
相手が気の充実している状態では、竹刀を払っても有効な打突にはなりにくいです。
構えが崩れますが、その後の打突は避けられてしまいます。
そこで、払い技を打つべきタイミングとしては、次の2つが挙げられます。
前に出ようとした瞬間
体が前に出ようとしている瞬間に竹刀を払うと、その後の打突を避けることが難しくなります。相手は対処しにくいため、有効な打突に繋がるでしょう。
居着いたところ
また、払って面を打つと思わせることができれば、相手の小手や胴が無防備になります。気で攻め勝っている状態で、払い技を使って相手の心を居着かせることができれば、有利に戦えるでしょう。
相手のタイプを理解する
稽古中には、相手の握りの柔らかさや硬さによって異なることに気付くでしょう。
竹刀を少し触れたり、軽く押さえたりして確認することができます。
払い技を使う際のコツは、相手の握りの柔らかさや硬さに応じて使い分けることです。以下のような使い分けが有効です。
・握りの柔らかい人:払ったらすかさず打つ
・握りの硬い人:払った竹刀が返ってきたところを打つ
握りの硬い人は、払った竹刀をすぐに戻そうとしますが、勢い余って元の位置を超えてしまうことが多いため、返ってくる竹刀を打撃することができます。
例えば、表から払って竹刀が返ってきたところに小手を打つという流れです。
一方、握りの柔らかい人は払ったらそのままの状態が続くため、竹刀を戻される前に打撃を加える必要があります。
払い方についても、強弱を調整したり、様々なパターンを試してみたりすることで、より効果的な払い技を身に付けることができますよ。
剣道の払い技のまとめ
以上で、剣道における払い技についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
払い技って難しいイメージでしたが、なんかちょっとわかりました!
まあ、難しいのは難しいよ!初心者中学生には正直必要ないかも!
相手の構えを崩さず攻めあう稽古では、払い技を使うことで突破口を開くことができます。
竹刀を払う方法は、大きく以下の4パターンがあります。
①表を上から下に払う
②裏を上から下に払う
③表を下から上に払う
④裏を下から上に払う
また、「面」「小手」「胴」「突き」の技と組み合わせることで、合計16種類の払い技が存在します。
初心者にはなかなか難しい技ではありますが、自分にぴったりの技となる可能性があるので、ぜひ一度は挑戦してみてくださいね。
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