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剣道の試合場(コート)の作り方とは?試合場の詳細やラインテープの貼り方など徹底解説!

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剣道あれこれ
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ケンサル

元公立中学校教員のデジタルマーケッター兼webライターの剣サル事業部のケンサルです。

剣道部って、教員での専門家が少ない部活動なので、初任の先生が顧問になりがちですよね。

筆者は中学校から剣道を始めた5人で都道府県大会のベスト8まで勝ち上がった経験がありますので、お役に立てる自信はあります!

・剣道歴20年
・剣道5段
・自身中学生時は全国ベスト8
・生徒は初心者集めて都道府県大会ベスト8

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剣道の試合を円滑に進めるためには、正確な試合場の作成が欠かせません。

全日本剣道連盟により定められた試合場の基準は、公平な試合運営を保証するためのものです。

しかし、ラインテープをまっすぐに貼ることや、綺麗に剥がすことは思いのほか難しいもの。

わかば先生
わかば先生

試合場の作成とか任されること増えてきたんで困ってました!

ケンサルくん
ケンサルくん

強くなると、会場校になったりするからね!

本記事では、正確な試合場の作り方やラインテープの正しい貼り方、剥がし方について、詳しく解説します。

剣道における試合場作成のプロセスを理解し、実践的なノウハウを身につけましょう。

この記事はこんな方におすすめ

・初めて剣道部の顧問になった

・大会の会場づくりを任されて困っている

剣道の試合場(コート)の詳細

出典:全日本剣道連盟「剣道の試合・審判のルール」

剣道の試合を行う上で、試合場の設定は極めて重要です。

正方形や長方形、会場の広さに応じた一辺の長さなど、多くの要素が関わってきます。

試合場の形やサイズはもちろん、コート間の安全確保も忘れてはならない要点となります。

剣道の試合場の作り方の手順

試合場を正確に設定するための手順を理解することは、安全かつ公平な試合運営のために欠かせません。

以下、具体的な手順を紹介いたします。

  1. メジャーを使用し、一辺9m~11mの長さを測ります。測定した位置に白線テープを貼り、試合場の境界線とします。
  2. 次に、試合場の対角線上で2本のメジャーを交差させます。
  3. メジャーが交差する位置に、30㎝~40㎝の白線テープを使用してバツ印を形成します。
  4. バツ印から1.4m離れた位置に、50㎝の白テープを使い、2つの開始線を設定します。
  5. 2つ目以降の試合場を作る場合、前のコートの境界線から1.5m以上の間隔を確保して、新しい試合場を設定します。

安全を最優先とし、正確な試合場作成を心がけましょう。

正しい知識と手順を身につけることで、スムーズな試合運営が可能となります。

綺麗なラインテープの貼り方

剣道の試合場作成時、特に重要となるのがラインテープの貼り方です。

歪んだラインは試合の公平性を損なうだけでなく、選手の混乱や事故の原因ともなりかねません。

そこで、綺麗なラインを引くための具体的な手法をご紹介いたします。

  1. ラインテープを貼る際には、必ず2人組で作業を進めることをおすすめします。
  2. まず、巻尺を使用して試合場の正確な距離を計測し、それに基づき端と端に目印を付けます。
  3. 一方が目印の位置にラインテープの端を持ち、固定しておきます。
  4. もう一方の人は、反対の目印までラインテープをゆっくりと伸ばしていきます。
  5. この際、ラインテープが床に触れないように気をつけます。
  6. 両者がラインテープを十分に張ります。
  7. ラインテープがしっかりと伸ばされた後、その揺れを静かに待ちます。
  8. 揺れが収まったら、テープを張った状態で床にゆっくりと押し付けます。
  9. 最後に、ラインテープの上を歩くことでしっかりと固定します。

この手順を守り、慎重に作業を行うことで、正確で美しいラインを引くことが可能です。

選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、正確な試合場作成を心掛けましょう。

おすすめのラインテープ

剣道の試合場作成時、使用するラインテープの選択は非常に重要です。

テープの質や素材によっては試合中に剥がれてしまう可能性もあるため、適切なテープを選択することで、試合をスムーズに行うことができます。

ビニール素材のラインテープは、その耐久性の高さから剣道の試合場に頻繁に使用されています。

特に、剣道中に頻繁に接触する足元の部分で、テープが剥がれにくいという特性が評価されています。

幅5㎝から10㎝の白線として使用されることが多く、持続性や耐摩擦性を求める場合には最適な選択となるでしょう。

ラインテープが剥がれないときの対処方法

剣道の試合場作成時、綺麗なラインテープを引くことは非常に重要です。

しかし、時にはテープの交換や修正が必要となることも。

そんなとき、テープがうまく剥がれない、跡が残ってしまうといったトラブルに直面することもあるでしょう。

そこで、ラインテープを上手く剥がす方法や、残ってしまったテープの跡の対処方法を詳しく解説いたします。

ラインテープを剥がすときのポイント

テープを剥がす際の注意点として、ゆっくりとテープを持ち上げ、剥がしていく方法がおすすめです。

急いで反対方向から剥がすと、テープの残りやすさが増してしまいます。

そのため、慎重に取り扱い、テープを綺麗に剥がすことを心がけましょう。

ラインテープが残ってしまった場合の対処方法

長期間貼られていたラインテープを完璧に剥がすのは容易ではなく、テープの跡が少し残ってしまうことも考えられます。

そんな困ったテープの跡を効果的に取り除くための3つの方法を以下に示します。

  1. ドライヤーで熱を加え、テープの粘着部分を温める。
  2. 濡れた布を用いて、テープの粘着部分をこすり取る。
  3. 専用のテープ剥がしスプレーを使って、頑固なテープの跡を完全に取り除く。

これらの方法を適切に利用することで、テープの跡も綺麗に消すことが可能となります。

試合場を常に清潔で綺麗な状態に保つため、これらの方法を活用してください。

剣道の試合場(コート)の作り方のまとめ

以上で、正確な試合場の作り方やラインテープの正しい貼り方、剥がし方について、詳しく解説しました。

わかば先生
わかば先生

ちょっと、まずはうちの体育館でやってみます!

ケンサルくん
ケンサルくん

そうだね、練習試合のときとかに試しに作ってみて!

剣道の試合場の設定は、その正確さが試合の公平性を保つうえで極めて重要です。

試合場のサイズや形、そしてラインテープの正確な貼り方や選択、そして取り扱いに関する知識を深めることで、公正な戦いの舞台を提供することができます。

ぜひ、本記事を参考に、適切な試合場作りを心がけ、剣道の精神を更に高めていきましょう。

わかば先生
わかば先生

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コメント

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