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剣道でガッツポーズをすると1本取り消し?禁止されている理由を徹底解説!

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剣道あれこれ
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ケンサル

元公立中学校教員のデジタルマーケッター兼webライターの剣サル事業部のケンサルです。

剣道部って、教員での専門家が少ない部活動なので、初任の先生が顧問になりがちですよね。

筆者は中学校から剣道を始めた5人で都道府県大会のベスト8まで勝ち上がった経験がありますので、お役に立てる自信はあります!

・剣道歴20年
・剣道5段
・自身中学生時は全国ベスト8
・生徒は初心者集めて都道府県大会ベスト8

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剣道においてガッツポーズは、確かに禁止されています。

このルールには、剣道特有の文化と精神が深く関わっています。試合で一本を取った後にガッツポーズをすると、その得点は取り消されることがあります。

なぜ剣道ではこのようなルールが存在し、どのような意味があるのでしょうか。

わかば先生
わかば先生

知らなかったです!そうなんですか!!!

ケンサルくん
ケンサルくん

実際に取り消されているのを見たことあるよ!

本記事では、剣道におけるガッツポーズの禁止理由について、その背景と意味を深掘りしていきます。

剣道のルールや文化を理解することは、剣道を深く知る上で非常に重要ですよ。

この記事はこんな方におすすめ

・初めて剣道部の顧問になった

・ガッツポーズがダメな理由を知りたい

剣道では「礼儀」と「残心」を忘れてはならない

剣道において、ガッツポーズが厳しく禁止されているのには、重要な理由があります。

主に「礼儀」と「残心」という二つの基本的な精神が関わっています。

礼儀の面

まず「礼儀」についてですが、剣道は「礼に始まり礼に終わる」と言われるほど、礼儀を極めて重要視する武道です。

ガッツポーズは、対戦相手への敬意を欠く行為と見なされ、礼儀の面での反則行為に該当します。

試合中にガッツポーズをすることは、相手に対する敬意を忘れることに他ならず、剣道の精神に反する行為とされています。

残心の面

次に「残心」の概念です。剣道では、有効打突後も油断せず、警戒心を保つことが求められます。

これは、真剣勝負の状況を想定したもので、有効打突を与えた後でも相手が反撃する可能性があるためです。

ガッツポーズをすることは、このような警戒心を放棄し、油断している状態とみなされます。

したがって、有効打突後にガッツポーズをしてしまうと、打突の有効性が無効になる可能性があります。

剣道の「道」で何を学ぶのか?

剣道は、「道」としての側面を持つ日本の伝統武道の一つです。

明治時代に多くの「〇〇道」が名づけられた際には、単に技術の習得だけでなく、その過程での精神性や生き方を学ぶことに重きが置かれました。

「剣道」もその例外ではありません。剣道においては、竹刀を振る技術の習得だけでなく、そこに込められた礼儀や精神性、そして心構えが大切な要素とされています。

この「道」の精神は、剣道における行動様式やルールに深く反映されており、ガッツポーズの禁止もその一環と言えます。

「道」としての剣道は、単に剣を振る技術だけではなく、相手を尊重し、自己の内面を磨き、精神的に成長することを目指します。

このプロセスを通じて、剣道を通して人としての成長を促し、日々の生活や他の分野にもその精神を生かすことが期待されています。

そのため、試合でのガッツポーズなど、自己の感情を表に出す行為は、この「道」としての精神性に反するものとされているのです。

剣道以外のスポーツのガッツポーズ事情

剣道でガッツポーズが禁止されている理由を理解するためには、他のスポーツにおけるガッツポーズの扱いを見ると良いでしょう。

ここでは、柔道、空手道、そして野球など、異なるスポーツでのガッツポーズに対するスタンスを比較してみます。

柔道におけるガッツポーズの扱い

柔道では、ガッツポーズが禁止されているわけではありませんが、相手への敬意を重んじる精神が強調されています。

特に、相手が負傷している場合など、状況に応じてガッツポーズが「武士道精神に欠ける」と批判されることもあります。

柔道では、試合中の不適切な行動や発声に対して警告や反則が与えられることもあるため、選手は常に相手への敬意を忘れてはなりません。

空手道でのガッツポーズ規制

空手道では、ガッツポーズに対する規制がより厳しいとされています。

特に新極真空手道連盟では、試合後のガッツポーズは、相手への礼節を欠く行為として禁止されており、反則として扱われることがあります。

勝利した後のガッツポーズが「失格負け」に繋がることもあり、選手は自己の感情を抑えることが求められます。

野球でのガッツポーズ

武道ではないものの、野球でもガッツポーズの扱いには注意が必要です。

特に高野連では、過度なガッツポーズが相手チームへの不敬や侮辱につながるとして、慎むよう指導しています。

選手のパフォーマンスが過度であると判断されると、審判から注意を受けることもあります。

これらの比較から、剣道を含む多くのスポーツにおいて、ガッツポーズやその他の感情表現が、相手への敬意や競技の精神性を尊重する観点から制限されていることがわかります。

剣道におけるガッツポーズの禁止は、競技の精神や敬意を重んじる文化の一環として理解されるべきです。

剣道でのガッツポーズのまとめ

以上で、剣道におけるガッツポーズの禁止理由について、その背景と意味を深掘りしてきました。

わかば先生
わかば先生

なるほどですね!剣道って素晴らしいですね!

ケンサルくん
ケンサルくん

もし、オリンピック競技になってもここは守ってほしいな!

剣道は、技術の向上だけでなく、礼儀や相手への敬意、そして精神性の養成を目的とする武道です。

試合中のガッツポーズはこれらの精神に反するため、剣道においては避けるべき行為とされています。

剣道を学ぶ上で、これらの精神的な要素を理解し、尊重することが、技術的な成長だけでなく、人間としての成長にも繋がることを忘れてはなりません。

本記事が、剣道におけるガッツポーズの禁止理由と、その背後にある剣道の精神を理解する上での参考となれば幸いです。

わかば先生
わかば先生

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コメント

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