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剣道の正しい切り返しとは?目的や効果を徹底解説!【大きく・強く・速く】

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ケンサル

元公立中学校教員のデジタルマーケッター兼webライターの剣サル事業部のケンサルです。

剣道部って、教員での専門家が少ない部活動なので、初任の先生が顧問になりがちですよね。

筆者は中学校から剣道を始めた5人で都道府県大会のベスト8まで勝ち上がった経験がありますので、お役に立てる自信はあります!

・剣道歴20年
・剣道5段
・自身中学生時は全国ベスト8
・生徒は初心者集めて都道府県大会ベスト8

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剣道には様々な稽古方法があり、どんな稽古メニューに取り組めばいいか迷う人も多いですよね。

わかば先生
わかば先生

やるからには強くなってほしいけど、正しい基本も身に付けて欲しいです!

ケンサルくん
ケンサルくん

正しい基本を身に付けながら着実に実力をつけたいなら切り返しの稽古がおすすめだよ!

切り返しは、剣道の基本となる手足の動きを学びながら、着実に実力を伸ばすことができる効果的な稽古方法です。

ということで、今回は剣道の正しい切り返しについてご紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ

・剣道未経験顧問の皆様

・正しい基本を身に付けながら実力をつけたい中学生・高校生

剣道の切り返しとは?

一般的な切り返しは、次の動作を1セットに行う稽古法です。

  1. 面打ち・体当たり
  2. 前進しながら、相手の左面・右面を交互に4本打つ
  3. 後退しながら、相手の左面・右面を交互に5本打ち、一足一刀の間合いまで後退
  4. 1~3をもう一度繰り返す
  5. 面を打ち、相手の横を抜けて残心を取る

以上の、1セット21本(正面打ち3本・前進後退左右面18本)が切り返しです。

前進後退左右面は、元立ちの面を直接打つ方法と、元立ちが掛り手の打突を竹刀で受け止める方法の2種類があります。

正しい切り返しのポイント

正しい切り返しのポイントは次の5つです。

  1. 肩を使って大きく竹刀を振る
  2. 強く、速く左右面を打つ
  3. 大きく素早い足さばきを意識する
  4. 正しい姿勢を意識する
  5. 前進後退の9本は一呼吸で行う

大きく・強く・速く打突することを意識しつつ、正しい姿勢や呼吸法を意識することで大きな効果を得ることができます。

切り返しの目的

わかば先生
わかば先生

切り返しの方法は分かりましたけど、技の稽古をたくさんしたがいいんじゃないですか?

ケンサルくん
ケンサルくん

切り返しに多くの時間を使う強豪チームがあるくらい、切り返しは重要な稽古法なんだよ!

切り返しで得られる主な効果は次の2つが挙げられます。

  • 正しい足さばきや竹刀の振り方が身に付く
  • 体力や気力が身に付く

このように、切り返しには基礎体力を向上させながら、足さばきや竹刀さばきなどの基本技術を身につける目的があります。

切り返しの効果

それでは、切り返しで得られる2つの効果について詳しく紹介します。

正しい足さばきや竹刀さばきが身に付く

切り返しは、前進後退の動作にあわせて大きく・強く・速く竹刀を振る稽古方法です。

そのため、切り返しをすることで次のような効果を得ることができます。

  1. 打突の強さや振りの速さが向上する
  2. 細かい足さばきが身に付く
  3. 上半身と下半身が連動した打突が身に付く

以上のことから、剣道に必要な腕・肩・脚などの筋力をバランスよく鍛えることができます。

体力や気力が身に付く

根性論ではありませんが、剣道の試合では体力と気力が重要です。

切り返しは短い時間で技を連続で出すため、試合に必要な体力や気力を身に付けることができます。

大会を勝ち抜くためには、多くの試合を戦うための体力と気力が必要不可欠です。

強豪チームが切り返しにたくさんの時間をかける理由は、大会を勝ち抜くための体力と気力を養うためなのです。

切り返しの種類

切り返しは、大きく竹刀を振りかぶって左右面を打つ内容が一般的ですが、他にも下記のような切り返しもあります。

  • お互いの切り返し
  • その場で切り返し
  • 水平切り返し(胴の水平切り返し)
  • 一息の切り返し

「どんな能力を重点的に伸ばしたいか」に応じて、目的にあった切り返しを稽古に取り入れましょう。

4種類の切り返しについて詳しく紹介します。

お互いの切り返し

力強い打突を身に着けたい場合は、お互いの切り返しが非常に有効です。

お互いの切り返しでは元立ちも掛り手の動きにあわせて左右面を打ちます。

お互いの竹刀が激しくぶつかり合うことで、腕にかかる負荷は普通の切り返しよりも大きくなります。

負荷の大きい稽古方法ですが、より力強い打突を身に付けることができます。

その場で切り返し

竹刀を振るための上半身の筋力を重点的に鍛えたい場合は、その場で切り返しが有効です。

その場で切り返しは、脚を使わずに上半身の筋力だけを使ってその場で切り返しを行います。

上半身が鍛えられることで、力強い打突やブレない姿勢を身につけることができます。

また、大会に出場した際、試合前のウォーミングアップをする会場が狭いことがあります。

十分なスペースがない場合でも、その場で切り返しであればウォーミングアップをすることが可能となります。

水平切り返し

手首の筋力や柔軟性を身に着けたい場合は、水平切り返しが有効です。

水平切り返しは、床と平行となる角度まで竹刀を寝かせながら元立ちに向かって左右面を打ちます。

竹刀を水平に操作することで手首を返す動作が大きくなり、手首の筋力や柔軟性を身に付けることができます。

手首をうまく使えるようになると、打突に冴えがでて試合で一本となる技が増えることでしょう。

また、面ではなく胴を打つ、胴の切り返しという方法もあります。

胴の切り返しの場合、面よりも打突部位が低くなるため、前傾姿勢にならないように正しい姿勢で行うことがより重要となります。

一息の切り返し

苦しい状況でも最後まで戦い抜く気力を身に着けたい場合は、一息の切り返しが有効です。

一息の切り返しは、面打ち・体当たり・左右面・面打ちのセットを一呼吸で全て行う切り返しです。

一息の切り返しには、「連続30本一息切り返し」「一息が続く限界まで切り返し」など、所属チームによって様々な方法があります。

一息の切り返しは体力的にも精神的にも激しい負荷がかかりますが、大会で勝ち上がっていくための体力や気力が身に付けられます。

まとめ

以上で、剣道の切り返しについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

わかば先生
わかば先生

切り返しにもいろいろな種類があるんですね!ぜひ稽古メニューに取り入れていきたいです!

ケンサルくん
ケンサルくん

効果的に切り返しを取り入れることで、着実に実力を伸ばすことができるよ!

切り返しは回数が増えるほど、体への負荷が大きくなることから、とても過酷な稽古方法です。

ただ、剣道の実力を大きく伸ばすことが期待できる効果的な稽古方法でもあります。

今回紹介した、正しい切り返しのポイントを意識しながら様々な切り返しに取り組み、剣道の実力をアップさせましょう!

わかば先生
わかば先生

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