競争の激しい状況やレギュラー争いという言葉を聞くと、しばしば緊張感やストレス、ライバルとの軋轢など、ネガティブなイメージが連想されます。

そうなんですよー、選手決めるのってめっちゃむずいです!

顧問と生徒の関係が壊れてしまうかもしれないからね!
人間は自身の順位や他者に負けるといった経験を通じて、自ら努力を促されるものです。
競争は個人のモチベーションを高め、成長や向上心を駆り立てる要素となります。
ただ、中学生は(特に中学校から剣道を始めた生徒は)その競争世界の環境からは程遠いところにいたため、うまく順応できないことが多いです。
ということで、今回は剣道部でのレギュラー選手の最適な決め方とは?不満のない選手決めの方法を徹底解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・初めて剣道部の顧問になった
・選手決めに苦労している
公明正大さが伝わるかが最重要ポイント

世知辛い世の中で、何かにつけてモンスターなペアレントたちは学校や部活動にご意見をくださいます。
すべてのご意見にまともに対応していると、いくらあっても時間は足りませんし、顧問の先生の精神衛生上良くありません。
そもそも、なぜ、モンスターなペアレントたちがご意見をくださってくれるかというと、子ども自身が納得していないからです。

ぼく、ゼッタイ実力ではあいつに負けてないのに、レギュラーになれなかったんだ!

何ザマス!ちょっと、ママが学校に確認するザマス!!!!!
こういった会話が家庭で行われているのです。
全部が全部、公明正大に行う必要はないとは思いますが、顧問が独断でレギュラーを決めるとこのようなことになりがちなので注意しましょう。
部内総当たり戦でレギュラーを決めるのが最適

男子、女子に分けて部内総当たり戦の1本勝負の勝敗でレギュラーメンバーを決めるのが最適です。
生活指導面での問題や、部内総当たり戦だけ部活にくるなどの場合には別軸で考える必要がありますが、なぜ、部内総当たり戦が最適といえるのかについての理由は以下の3点です。
生徒自身が納得できる
自分が試合をして、出た結果であるため、誰よりも生徒自身がレギュラーになれなかった理由を理解してくれます。
そして、あと誰に勝てばレギュラーになれるのか、あとどれくらい勝てばレギュラーになれるのか、自分の部活内での立ち位置が明らかになるため、生徒自身が今後の目標を立てやすくなります。
目標が明確になると、今何をやらなければならないのかが理解できるため、学習能力のある生徒はどんどん成長します。
保護者も納得できる
生徒自身が納得して、次の目標に向かって前向きに進むことができるので、保護者も納得することができます。
強い部活、良い部活をつくっていくためには保護者の方の助けは絶対的に必要なので、援助してもらえるような良い関係性を築いていきましょう。
競争社会の厳しさを理解できる
学校生活はみな平等、公務員は年功序列という認識の教員が多いため、「試合に出られない人がいないようにする」「3年生だからレギュラーにする」などの理由で選手を決める顧問もいます。
たしかに、教育的な配慮は当然必要ですが、そこまで甘やかす必要はないと思っています。
「3年間頑張ってはみたものの、試合には全然出られなかった」
という、努力をしても報われなかったという経験も、今後の人生にとっては大きな経験となるはずです。
できれば、全員プラスの経験として羽ばたいてほしいですけどね。
レギュラー選手の最適な決め方のまとめ
以上で、剣道部でのレギュラー選手の最適な決め方とは?不満のない選手決めの方法を徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか。

うーん、考えさせられました!

難しいと思うよ!この辺の決め方は!心苦しいよね!
部内総当たり戦の1本勝負の勝敗でレギュラーメンバーを決めるのが最適です。
顧問の思った通りのメンバーにならない可能性もありますが、1回レギュラーから外れたことで、奮起して成長する選手も多いです。
レギュラー選手の決め方に悩んでいた方はぜひ一度試してみてくださいね。

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