剣道の体当たりとは？有効打突につなげるコツを徹底解説！【技のひとつ】

体当たりは剣道において重要な技術のひとつであり、正しい方法で行わなければ非常に危険です。

また、正しい体当たりを行うことで相手の隙をついて有効打突に繋げることもできます。

ということで、今回は剣道の体当たりのコツについてご紹介していきます。

体当たりの質を高めることで、有効打突につながるようになるので、特に体格の良い選手は最後まで読んでくださいね。

剣道の体当たりとは

剣道において、体当たりは技のひとつです。

ただし、一歩間違えると非常に危険なので注意が必要です。

特に故意でない場合は反則にはなりませんが、故意に狙った行為である場合は、反則になる可能性もあります。

では、理想的な体当たりとはどのようなものでしょうか。

例えば、面または小手を打った後、その勢いで前に進みます。

この時、相手がいなければ抜けることができますが、相手がいる場合は前に進めず、体ごとぶつかるしかありません。

この動作が体当たりなのです。

体当たりによって、相手の姿勢を崩すことができ、隙を作ることができれば、すぐに有効な打ち込みをすることができます。

つまり、理想的な体当たりは、相手の姿勢を崩しつつ、自分がすぐに有効な打ち込みをできる姿勢でなければなりません。

注意しながら、正しい体当たりを習得しましょう。

体当たりのコツ

小さい子の剣道試合で見かける、腕だけで押し合いをしているのは体当たりではありません。

そこで、体当たりのコツを紹介します。

腕で押すのではなく足で押す

まず、腕で押すのではなく、足で押すことが重要です。

そして、腰を曲げずに、左足に力を入れて押すことが大切です。

腰を曲げると、バランスを崩してしまうため、しっかりと腰をまっすぐに保ちましょう。

両脇を締める

両脇を締めることが必要があり、脇が開いていると、足の力が腕に十分に伝わりませんので注意しましょう。

左手はへその前

左手のへその前の位置というのは、足の力を腕にうまく伝えるために必要な位置です。

そのため、打突の後、体当たりをする際には、すぐに左手をへしの前に持ってくるようにしましょう。

以上が、体当たりのコツです。

これらを意識しながら練習をすることで、効果的な体当たりを行うことができるようになりますよ。

体当たりを稽古する上での注意点

体当たりをする際には、以下の点に注意が必要です。

下から突き上げるような動作はNG

相手を危険な状態に追い込んでしまう可能性がありますので、絶対にやめましょう。

体当たりを受け止める際には、半歩前に出る

体当たりを受け止める際には、半歩前に出ることが大切です。

基本稽古の際には、受け身をとることもありますが、しっかり受け止めることでより稽古になります。

体当たりを受け止める際には、腕をバネにする

体格差がある場合は難しいかもしれませんが、接触する瞬間に腕をバネのように使って受け止めると効果的です。

これらのポイントに注意して、体当たりの稽古を行いましょう。

剣道の体当たりのまとめ

以上で、剣道における体当たりのコツについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

剣道の試合では、体当たりを利用して相手の隙を作り、有効打突に繋げることがあります。

体当たりを上手く使いこなすためには、腕で押そうとせずに左足で押すことが重要です。

ぜひ、体当たりの質を高め、有効打突を狙えるようにしていきましょう。

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