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剣道の踏み込みとは?正しい踏み込み足を身につける練習法や注意点を徹底解説!

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剣道あれこれ
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ケンサル

元公立中学校教員のデジタルマーケッター兼webライターの剣サル事業部のケンサルです。

剣道部って、教員での専門家が少ない部活動なので、初任の先生が顧問になりがちですよね。

筆者は中学校から剣道を始めた5人で都道府県大会のベスト8まで勝ち上がった経験がありますので、お役に立てる自信はあります!

・剣道歴20年
・剣道5段
・自身中学生時は全国ベスト8
・生徒は初心者集めて都道府県大会ベスト8

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剣道には重要な技術がたくさんありますが、特に重要なものが足さばきです。

その中でも、実力に大きく影響を与えるものが踏み込み足です。

わかば先生
わかば先生

技を出すときは踏み込みをしますよね!踏み込みにはどんな効果があるんですか?

ケンサルくん
ケンサルくん

踏み込みには、打突の威力を高めることや打った後の動きを素早くする効果があるよ!

正しい踏み込み足を身に付けることで、一本になりやすい打突が出せるようになります。

ということで、今回は剣道の踏み込みについてご紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ

・初めて剣道部の顧問になった

・踏み込み足が苦手な中学生・高校生

剣道の踏み込みとは?

剣道の踏み込みとは、技を出した際に右足を力強く前へ踏み出す動きのことです。

踏み込みをすることによって得られる効果は次の3つです。

  1. 力強い踏み込みに連動して打突の威力も上がる
  2. 踏み込みの音によって打突の強さがアピールできる
  3. 左足の引き付けが鋭くなり打突後の動きが速くなる

これらの効果から、踏み込みには試合で有効打突を増やすための重要な役割があります。

正しい踏み込み

踏み込みの効果を最大限に発揮するためには、正しい踏み込みをする必要があります。

正しい踏み込みとは、次のような踏み込みです。

  • 右足だけではなく体全体が前に出る
  • 右足が着地した瞬間に「パンッ」という鋭い音が鳴る

足だけを前に出して踏み込みをしても、打突に力は伝わりません。

打突の威力を上げるには、体全体の体重移動にあわせて踏み込みをすることが重要です。

また、着地した瞬間に「ドスン」という鈍い音が鳴る踏み込みは、踵を痛める原因になります。

以上のことから、正しい踏み込みをするためには、体重移動と鋭い音を鳴らすコツをつかむ必要があります。

踏み込みの練習法

剣道初心者の中で、体重移動や鋭い音の鳴る踏み込みができずに悩む人も多いです。

間違った踏み込みを繰り返してしまうと、悪い癖が身に付いてしまいます。

悪い癖が付いてしまう前に、正しい踏み込みを身に付けましょう。

正しい踏み込みを身に付けるための練習方法として、次の2つが有効です。

  • スリッパを履いて踏み込み練習
  • 一足一刀からの面打ち練習

それぞれの練習方法について紹介します。

スリッパを履いて踏み込み練習

スリッパを履いて踏み込みの練習をすることで、2つの効果が得られます。

  1. 鋭い音を鳴らすコツがわかる
  2. 右足が高く上がってしまう癖が直る

スリッパを履くことで、裸足よりも音が鳴りやすい状態になります。

そのため、どのように踏み込みをすれば鋭い音が鳴るのかがわかりやすくなります。

また、右足を出す際に、スリッパの踵部分が床と触れるくらいの高さを意識することで、足を高く上げてしまう癖も直すことができます。

練習につかうスリッパは、滑り止めがついていないものであればどんなものでも使えます。

一足一刀からの面打ち練習

一足一刀からの面打ち練習では、2つの効果が得られます。

  1. 正しい踏み込みをするための体勢が身に付く
  2. 正しい踏み込みで跳べる距離が伸びる

無理に遠くへ跳ぼうとすると体勢が崩れてしまい、正しく踏み込むことが難しくなります。

まずは、一足一刀の間合いから面を打ち、正しい踏み込みをするための体勢を覚えましょう。

踏み込みの体勢を覚えた後は、少しずつ面打ちをする間合いを遠くしていきます。

正しい体勢が身に付くことで、遠い間合いからでも正しい踏み込みで技が出せるようになります。

踏み込みの注意点

踏み込みをする際に注意すべきポイントは次の3つです。

  1. 右足の踵から着地しない
  2. 踏み込みの反動を活かして素早く左足を引きつける
  3. 手と足がバラバラにならない

それぞれの意識するべきポイントについて詳しく紹介します。

右足の踵から着地しない

繰り返しになりますが、右足の踵から着地する踏み込みは踵を痛める原因になります。

踵を痛めてしまうと、力強い踏み込みができなくなってしまいます。

また、一度踵を痛めると慢性的な痛みとなり、治療するのが難しくなります。

踵の痛みを軽減する「踵サポーター」という商品もありますが、原因である癖までは直りません。

踵を痛めないように、踏み込みは右足の踵から着地しないように注意しましょう。

反動を活かして素早く左足を引きつける

踏み込みの瞬間が良くても、踏み込んだままの状態では鋭い音が鳴りません。

右足が着地した瞬間に左足を引き付けることで、キレのある踏み込みとなります。

踏み込みにキレが出ると、「パンッ」という鋭い音が出せるようになります。

また、左足の引き付けを意識することで素早く足さばきに移ることができ、次の動作を速くすることができます。

踏み込みの瞬間だけでなく、踏み込んだ後の動作にも注意しましょう。

手と足がバラバラにならない

そもそも、手と足がバラバラに動いていると、踏み込みの力が打突に一切伝わりません。

ですので、正しい踏み込みにあわせて同時に打突することを意識しましょう。

せっかく正しい踏み込みが身に付いても、手足がバラバラでは全く意味がありませんので注意が必要です。

まとめ

以上で、剣道の踏み込みについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

わかば先生
わかば先生

踏み込みにはとても重要な効果があることがわかりました!

ケンサルくん
ケンサルくん

踏み込み足は、初心者のうちに身に付けたい技術の1つだからしっかりマスターしよう!

剣道を始めたての人は足の裏が痛くなってしまうなど、上手く踏み込みができないこともあると思います。

しかし、試合で確実に一本を取れる技を出すためには、正しい踏み込み足が身に付いていることが必須条件となります。

今回紹介した、スリッパを履いての踏み込みや一足一刀からの面打ちを繰り返し練習して、正しい踏み込みを身に付けましょう。

わかば先生
わかば先生

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