大会に出場するためには団体戦のポジションを決めなくてはいけません。
ポジションを決めるのがなかなか大変な作業でして、初めて剣道に関わった顧問の方には難しいですよね。
そうなんですよね、いまだにちょっと分からないですね！
言語化されていないこともあるからね、たしかに難しい！
ということで、今回は剣道の副将の役割や、副将に適正な性格や心構えを徹底解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・剣道未経験の顧問
・副将について知りたい
・自分の適性を知りたい
今回の記事は副将に特化した内容になります。
各ポジションについての全体像をつかみたい方はこちらの記事をぜひ参考になさってください。
副将の役割と特徴
副将の役割は
必ず大将につなげる！
正直、副将までで試合が決まってしまうことも多いのが剣道の団体戦です。
そんな中で、たとえどんな状況であろうとも大将につなげるのが副将の役割になります。
「最低でも引き分け以上で大将につなげられる！」といった場面はかなり多いため、何がなんでも引き分けにできる選手を起用しましょう。
正統派の剣道ではなくても、相手が「やりづらい！」と感じるような選手は副将で活躍できる可能性が高いです。
副将に向いている人の特徴は以下の通りです。
・必ず引き分けにはできる
・鍔迫り合いからの対応が上手い
・剣道のクセが強い（いい意味で）
副将に適正な性格
副将は曲者揃いのポジションで、さまざまなタイプの剣道に対応しなければなりません。
どんな相手にも泥臭く、相手が下がったところはしっかり詰めていけるような、いい意味で諦めの悪い性格の生徒が適任です。
出たっ！いい意味で！
やりにくい剣道の選手も多いため、我慢強い、辛抱強い性格の生徒も活躍しやすいです。
副将としての心構え
試合を良くも悪くも決着をつけられるポジションであるため、極度のプレッシャーがかかってきます。
そのプレッシャーを跳ね除けるためにも、大将との信頼関係が重要です。
どんな状況でも大将がチームを勝利に導いてくれると心から信頼できる関係ができていれば、心に余裕をもって自分本来の力を発揮できます。
副将が大好きな剣道家の声
剣道歴15年の女性 性格：負けず嫌い
副将が好きな理由
副将はチームの勝ち負けに大きく関わるので、毎回ヒリヒリできるところが好きです。
私の剣道は基本的にはやりにくいらしく、どんな相手にも最低でも引き分けにできるところを買われて、高校でも1年生の頃からレギュラーで出させてもらっていました。
副将で大変だったこと
自分の勝敗によって、チームが負けてしまった時には辛く、仲間たちに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
勝ち上がれば勝ち上がるほど、勝負のかかる場面で試合が回ってくるので、心を整えるのが大変でした。
剣道歴3年の女性 性格：明るい
副将が好きな理由
大将につなげるポジションなのでやりがいがあります。
先の3人でもう勝敗が決まっていることもありますし、自分の番で勝てば大将に繋げられることもあるので楽しくて好きです。
思いっきり戦うことのできるポジションだと思います。
副将で大変だったこと
自分の結果次第で勝敗が決まることがあるのでプレッシャーがあり大変でした。
また、先の3人はもう試合が終わっていて、先生からの話も聞こえてくるので緊張感が長く続くので大変でした。
他のメンバーを励ましてあげるのも副将や大将の仕事でした。
剣道の副将のまとめ
以上で副将についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
私がやるなら副将は絶対いやですね！
僕もイヤ！
上の大会に進めるか進めないかの重要な場面を決する可能性が高いポジションなので、万が一の場合にには責任感の強い生徒は心に傷を残してしまう場合もあります。
しっかりケアして、通常の学校生活に支障がないようにしてあげましょう。
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